【親家片】実家を片付けて売却した。その経緯について

 

【一人娘の実家売却】YOKOです。

これから私が実家を片付けた経緯やコツ、エピソードから片付けが進まない理由など綴っていこうと思います。

実家(親の家)を片付けることを最近は『親家片(おやかた)』と言うそうですね。『断捨離』に続く造語なのでしょうか?

『断捨離』という言葉は商標登録されているのでここではできるだけ使わないようにしたいと思います。(できたらこのページのみにしたい)よろしくお願いいたします。

親家片(おやかた)の経緯

母が他界した7年後、父も他界しました。私は父と同居していて遺言で家を継ぐことは決まっていたため、一旦自分の名義に変更しました。

ただ一時期は5人で住んでいましたから一人暮らしするには大きすぎる家です。父の喪が明ける一年を待ってから実家の売却のために徐々に動き始めました。

父が入院中に自室を片付けて欲しいと言ったため、片づけそのものは父の存命中から開始しています。ですので足掛け5年位かかっています。

片付ける前は『自分に実家の売却なんて面倒くさいことができるのか!?』と思っていましたが、いざやってみたらなんとかなったし、実家が無くなったことで心身ともに本当に楽になれたので

やってよかったー!!!(喜)

心身が軽くなったと書きましたが、自分でも驚くほど価値観も変わって自由度が上がりました。

家族について

実家の片付けに最初に着手したのは2014年、父(89歳)の入院中でした。

7年前に母は他界していて、父は自分が亡くなった後のことを考えていたのか「相続について調べておいて」と度々言うようになり、私も相続や不動産関連の本を読み少しずつ勉強をしているときでした。

母の他界後、父の公正証書遺言を作成してありましたが税金がどれくらいかかるのか気になっていたようです。

その時の父の部屋は汚部屋一歩手前といった感じ。足の踏み場がなくて正直、私は部屋の片付けをしたくありませんでした。

兄がいますが、知的障害があり福祉施設で生活しています。そのため私ひとりが実家を相続することになっており

正直そこはラッキーだったと思います。(別記事で後述しますが、それ以外はかなり大変でした)

兄弟姉妹が多いと遺産をどう分配するか、どう片付けるか揉める可能性もありますからね。一人で意思決定できるのは良かったです。

それでは家族構成です。

父(2015年他界・89歳・3級障害者)
自分の部屋がいっぱいになると他の部屋で作業を始め、またそこがいっぱいになると別の部屋へ…と汚染を拡大させていく張本人。 母他界後はヘルパーさんに掃除してもらっていましたがそれは家の一部のみで自室は足の踏み場もないほどに。本業のデザインの道具の他、カメラ・油絵・水彩画・陶芸等の趣味の道具が家中に溢れ父のものを処分するのはとても大変でした。

母(2008年他界・79歳・2級障害者)
キレイ好きではありましたがとりあえず使わないものは収納するタイプ。趣味は俳句で辞書や歳時記、短冊や短冊額、さらに絵手紙や書道の道具などを処分。


知的障害者。福祉施設に入所。帰省日があり実家には収納ケース2つ分位の着替え、雑誌などを置いてありました。

祖母(平成元年他界)
父の母。祖母の部屋は長らく父のセカンドルームに。

不動産について

場所:千葉市中央区
駅からの距離 約6分
3駅利用可能。一番の最寄り駅はJR線。
築40年 6DK
1階 6畳・8畳和室(二間続き)、10畳洋間、キッチン、風呂、トイレ
2階 6畳洋間・6畳和室✕2、トイレ

親家片の流れ

準備期間も含め、約5年かかっています。

2014年 

入院中の父から部屋を整理してほしいと言われる。父の部屋を中心に2階の3部屋と家全体の不要品を処分。1日がかりで不要品回収サービスで男性5人に片付けてもらう。並行して5回に分け台所やリビングの不要品を処分する。

2015年 

1月に父他界。一周忌を待って片付けをすると決める。

2016年-2017年 

身体の不調と仕事で片付けはほとんど進まず。

2018年 

西洋占星術(星占い)でホロスコープを見てもらったところ「12年に一度の不動産運が来る!」と言われ重い腰を上げて片付けを再開。12月に不動産会社に査定を依頼。

2019年1月 

不動産会社を一社に絞り専任契約する。3月末を目指して実家の片付けと掃除を開始。

2019年4月 

実家の荷物を処分し、引き渡し。解体工事へ。

2019年9月 

4月の解体工事で驚くような追加工事が必要と判明する。役所への申請の時間がかなりかかり、工事が終了したのは9月末日。

なぜ、お化け?

ブログのタイトルやプロフィール画像に幽霊やお化け屋敷の画像を選んでいますが、何故かというと私にとっての実家がお化け屋敷、伏魔殿的なものだったからです。

別に物凄い汚屋敷だったわけでもなく、もので溢れていたというわけでもないのです。でも私のエネルギーをとことん奪うような家でした(苦笑)

その辺りについてはおいおい書いていこうと思います。定期的に記事は見直し更新していきますのでよろしくお願い致します。

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経緯

Posted by YOKO